データでみる認知症

認知症のある高齢者の状況

  • 都内で要介護(要支援)認定を受けている高齢者のうち、何らかの認知症の症状を有する人(認知症高齢者の日常生活自立度Ⅰ以上)は、令和4年11月時点で約49万人に達し、令和22年には約57万人に増加すると推計
  • また、見守り又は支援の必要な認知症のある高齢者(認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱ以上)は、令和4年11月時点の約36万人から、令和22年には約42万人に増加すると推計されており、今後、75歳以上の後期高齢者人口の増加に伴い、認知症のある高齢者も急速に増加することが見込まれている
何らかの認知症の症状がある高齢者(注2) の将来推計/令和4年:65歳以上人口の15.6%/令和22年:65歳以上人口の15.2%(資料:東京都「令和4年度認知症高齢者数等の分布調査」)
資料:東京都福祉保健局高齢社会対策部「令和4年度認知症高齢者数等の分布調査」
※ 新型コロナウイルス感染症のまん延により認定調査が実施できず、日常生活自立度が不明の者が多数存在したため、令和4年度の認知症のある高齢者数の算出に当たっては、自立度不明の者を自立度Ⅰ以上の高齢者の出現率により案分し算出している。

認知症のある高齢者の居住状況

  • 何らかの認知症の症状を有する高齢者の63.1%、見守り又は支援の必要な認知症のある高齢者の55.7%が、在宅(居宅)で生活している
  • 在宅で生活している認知症が疑われる高齢者のうち、約半数は一人暮らし又は夫婦のみ世帯で生活していると推計
  • 今後は、一人暮らしの高齢者が更に増加するとともに、世帯構成員が減少していくことが予測される
東京都における認知症のある高齢者の居住場所の割合を示したグラフ(資料:東京都福祉保健局高齢社会対策部「令和4年度認知症高齢者数等の分布調査」)
資料:東京都福祉保健局高齢社会対策部
「令和4年度認知症高齢者数等の分布調査」
在宅で生活している認知症が疑われる人がいる世帯の構成を示したグラフ(資料:東京都福祉保健局高齢社会対策部「認知機能や生活機能の低下が見られる地域在宅高齢者の実態調査報告書」(平成26年5月))
資料:東京都福祉保健局高齢社会対策部
「認知機能や生活機能の低下が見られる地域在宅高齢者の実態調査報告書」(平成26年5月)

若年性認知症のある人の状況

  • 65歳未満で発症する若年性認知症のある人は都内に約4千人と推計
  • 若年性認知症を発症すると、発症前に仕事に就いていても退職や転職を余儀なくされる場合も多い
  • また、発症後は介護保険や各種の公的サービス・支援が利用可能だが、これを把握していないために利用していないケースがある
認知症発症前後の就労状況や公的サービス利用状況を示した調査結果のグラフ(資料:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター「若年性認知症の生活実態に関する調査報告書」(平成31年3月))
資料:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター「若年性認知症の生活実態に関する調査報告書」(平成31年3月)

単身高齢世帯の状況

  • 高齢世帯(世帯主が65歳以上の世帯)は2020年の206万世帯から、2050年の266万世帯まで増加傾向で推移する見込み。
    そのうち、高齢者の一人暮らしの世帯は2020年の89万世帯から、2050年には124万世帯へと増加
  • 2065年には高齢世帯の47.5%が一人暮らしで、そのうち世帯主が75歳以上の世帯が約6割を占める
65歳以上の高齢者世帯における一人暮らし世帯数と割合の推移を示したグラフ(資料:「国勢調査」(総務省)、「東京都世帯数の予測」(東京都総務局) 等より作成)
(資料)「国勢調査」(総務省)、「東京都世帯数の予測」(東京都総務局) 等より作成
(備考)
1.2025年以降は、東京都政策企画局による推計
2.2020年の数値については、「東京都世帯数の予測」で用いられている、「国勢調査」に基づき世帯不詳をあん分した数値。
3.グラフ上部の数字は、高齢世帯数の総計。
4.四捨五入により、内訳の合計が総数と一致しない場合がある。